2020年7月4日待ちに待ったJ1が再開されました。
そんな注目の集まるJ1でしたが、再開初日での誤診が話題になっております。オフサイドでの誤審が続いたことにより、「オフサイド」がツイッタートレンド入りしてしまうほどです。
ツイッターでは、「明らかにオフサイド」や「なんでVAR導入しないの」などの声が出ています。
そこで今回は、
- なぜVARを実施しないの?
- 誤審の動画を見たい!
- Jリーグ見たいけど、どのサービスがいいの?
という点について調べていきたいと思います。
VARって何?
VARとは「Video Assistant Referee」の頭文字をとったものです。
サッカーでは主審、副審(線審)2名、第四の審判の4人がピッチで判定をするのが一般的なのですが、彼ら以外に映像で試合を確認し、判定をサポートする審判がいます。彼らをVARと呼びます。
役割はピッチ上の4人の審判のサポートです。下記の場合にVARが映像を確認します。
- 得点かどうか
- PKかどうか
- 退場かどうか
- 警告・退場の人間違い
これらは試合の流れを大きく左右しますので、正確なジャッジが必要ですね。
JリーグでVARが実施しないのはなぜ?
上記で簡単に紹介したVAR。こんなシステムがあるならなんで使わないのかと思いますよね。
今回話題となっている誤審も、得点に絡むプレーでしたので、VARが実施されていれば判定が覆っていたと予想されるプレーでした。
これまでもJリーグでのVARの全試合導入は議論されてきました。2019年のシーズンで誤審が目立ったことから、今年度のシーズンから全試合の導入が決まっていました。
そんなファンから待ち望まれていたVARの導入ですが、得点が絡むシーンでの誤審が話題となっていることからもわかる通り、再開後の導入は見送られています。
その理由について、6月23日理事会後に村井満チェアマンは以下のように説明しています。
「今シーズンは今までにない過密日程になり、当然レフェリーのコンディショニングが困難を極めることが予想される。例年以上に負荷をかける日程面を考慮した上で様々な角度から検討を重ねたが、見送りを判断した」
なんとなくはぐらかされたような印象を受けますね。
ですので、これまでの話し合いに関して出ていた情報をまとめてみます。
- VARを行う部屋内で三密状態になること
VARは専用の車内で審判員2名とオペレーターなどのスタッフ数人が協議しながら進めていくため、三密状態を避けることが難しいとの見解。 - 審判員の長距離移動による感染リスクが懸念されること。
- Jリーグの審判のほとんどは兼業審判でJFAに所属しているわけではない
約90%の審判は兼業審判とのこと。今シーズンはコロナウイルスの影響で例年より受託率が下がることが懸念されている。
これらがVAR導入を見送る要因となっていると思われます。感染予防の観点から実施が見送られているようですね。今年は特殊な状況ですので致し方ない所はあるかと思います。
しかしながら、プロ野球ではリクエストシステムが例年通り実施されていることもあり、審判員やスタッフ全員へPCR検査を実施することである程度感染リスクを軽減できるのではないかなどの意見も出ています。VARがあることで悪質なファウルが減っているななんて話も聞きますし、選手のためにも可能な限り実施していけるようになることを期待します。
誤審と話題のシーン動画はこちら
ここで話題の7月4日の誤審のシーンを確認したいと思います。
【速報】
オフサイドの概念が消えたJリーグpic.twitter.com/A7pR38gqxZ— サッカーファンタジーニュース 【フィクション・空想】 (@soccernews_euro) July 4, 2020
完全にオフサイドに見えますね!これは守っている方はたまりませんね。
審判の方々も今年は練習の機会が持ちにくかったかと思いますし、仕方ない部分はあるかと思います。人間が見ている以上ミスは仕方ないかと思いますが、ピッチの4人の審判で協力しながら少しづつでもジャッジの精度が上がっていくことを期待したいと思います。
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まとめ
以上、JリーグでVARが導入されていない理由や、話題の誤審シーンについて紹介してきました。
今回分かったこととしては、
- 本来であれば今シーズンからJ1全試合でVARが導入されるはずだったこと
- 7月4日の再開後の試合ではVARが実施されないこと(コロナウイルス感染拡大予防のため)
- 話題のシーンはおそらくオフサイド
- DAZNはVARの代わりに勧められるほど優秀なサービス
ということでした。今年は特殊な状況のため、判断が難しい所はあると思いますが、プレイする選手が納得できるような環境で試合に臨めるようになることを願います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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